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果実のような
穀物のような
恵みの色。
商品番号:RCN-26
デンマーク Royal Copehnhagen(ロイヤル・コペンハーゲン)で制作されたTenera(テネラ)シリーズの深皿です。
1958年、巨匠Nils Thorsson(ニルス・トーソン)の下にノルウェー、スウェーデン、デンマークから6人の若手女性デザイナーが集まりました。彼女たちのチームが創作したシリーズがTenera(テネラ)です。みずみずしく個性的な作品がを数多く作られ、チームの活動は1970年代半ばまで続きます。Teneraはラテン語で「柔らかい」。若いデザイナーたちの柔軟な発想を温かく見守るトーソンの眼差しを感じるネーミングです。
こちらの深皿のデコレーションを手がけたのはノルウェーから参加したKari Christensen(カリ・クリステンセン)。葡萄色の房、黄金色の葉、褐色の蔓。ファイアンス焼の青白い地に伸び伸びと描かれた植物柄はどこか王家の紋章のようにも見えます。皿の外側はかぎりなく黒に近い上品な濃紺。底面にはカリのサインKが記されています。
▶Kari Christensen(カリ・クリステンセン)1938-1997
ノルウェー生まれ。オスロの国立工芸美術産業学校を卒業した彼女は1962年、コペンハーゲンの美術学校へ。その後Nils Thorsson(ニルス・トーソン)に招かれてRoyal Copenhagen/Alminia(ロイヤル・コペンハーゲン/アルミニア)のファイアンス部門に在籍し、若手女性陶芸家6名から成るチームの1人としてTenera(テネラ)シリーズの作品を手がけた。1971年、フィレンツェの国際陶芸ビエンナーレで金賞受賞。
▶Nils Thorsson(ニルス・トーソン)1898-1975
スウェーデン生まれ。14歳でロイヤル・コペンハーゲン(Aluminia)に入社する一方王立アカデミーで学ぶ。1925年のパリ万国博覧会でゴールドメダルを受賞。早くから自らのスタジオも立ち上げ、60年もの長きに渡りロイヤル・コペンハーゲンのトップデザイナーとして君臨した。
▶Royal Copenhagen(ロイヤル・コペンハーゲン)
1775年クリスチャン7世国王とユリアナ・マリア王太后の援助により王室御用達窯「ロイヤルコペンハーゲン」が誕生する。1868年より製造されている手描きの絵柄が美しい「ブルーフルーテッド」や、1885年につくられた世界一豪華なディナーセットとして有名な「フローラ・ダニカ」など現在も大変高い人気があります。2012年フィンランドのFiskars(フィスカース社)に買収される。
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メーカー | Royal Copenhagen(ロイヤル・コペンハーゲン)
生産国 | Denmark(デンマーク)
シリーズ | Tenera(テネラ)
デザイナー | Kari Christensen(カリ・クリステンセン)
年代 | 1970年代
サイズ | ∅195 x H45(mm)
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コンディション:A
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コンディションについて
A+ | 新品。
A | 新品同等。経年・使用による跡はほぼ見られない非常に美しいヴィンテージ。
B | 経年・使用による跡が見受けられるがヴィンテージとしては良いコンディション。
C | 割れやカケなどは無いが経年・使用による跡が感じられるコンディション。
O | 割れやカケ、その他上記以外のコンディション。