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光で編んだ
空を流れてゆく
白い雲の群れ。
商品番号:RB-16
ローゼンタールのstudio linie(スタジオ・ライン)でRut Bryk(ルート・ブリュック)がデザインしたCumulus(キューミュラス)シリーズの200mm皿です。Cumulusは積雲の意味。網目状の白い陰影を背景に絵本から抜け出したようなかわいい雲が流れる絵柄です。フォルムデザインは彼女の夫で北欧プロダクトデザインの巨匠Tapio Wirkkala(タピオ・ヴィルカラ)。
芸術家としてのルート・ブリュックは1970年代以降、白一色で構成された大作をいくつも制作しています。キューミュラスは白の時代の到来を予感させ、代表作『春の雲』(1981年)などへもつながる象徴的な一品といえるかもしれません。
▶Rut Bryk(ルート・ブリュック)1916-1999
スゥーデン ストックホルム生まれ。グラフィックデザインを学んだあとアラビアにおいてアート作品の制作を開始。1960年代後半からは小さな陶器のかけらで形成する大規模なモニュメントの制作を手がける。1960年代後半からRosenthal(ローゼンタール社)に於いて 夫のTapio Wirkkala(タピオ・ヴィルカラ)と共にテーブルウェアの制作にも従事する。
▶Tapio Wirkkala(タピオ・ヴィルカラ)1915 - 1985
フィンランド・ハンコ生まれ。ヘルシンキの美術学校で彫刻を学び、1976年からイッタラ社でデザイナーとして活躍する。1951年、ミラノで行われたトリエンナーレで三部門金メダルを受賞し、名声を不動のものとする。ガラス食器やカトラリーといったテーブルウェアのデザインのみならず、テーブルや椅子、照明といった家具、ケチャップやシャンプー容器などの工業デザイン、紙幣やオリンピックの記念切手にいたるまで、多彩な分野で活躍する。
▶Rosenthal(ローゼンタール)
1879年にフィリップ・ローゼンタールがドイツ南部バイエルン州のエアカースロイト城に絵付け工房を開いたのが Rosenthal(ローゼンタール)の始まりです。1961年にフリップ・ローゼンタール2世の指揮の下「いつまでも真の価値を持ち続け、時代の感覚に合っているものこそ本物」というテーマで、当時のクリエイティブシーンを代表するアーティスト・デザイナーを起用し作品制作をする場として創立したのがstudio linie(スタジオ・ライン)です。ルート・ブリュック、タピオ・ヴィルカラ、ビョルン・ヴィンブラッド、サルバドール・ダリ、ヴェルサーチといった錚々たるメンバーが参加しました。2016年までに150人以上が参加し、500以上の賞が与えられています。
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メーカー | Rosenthal(ローゼンタール)
生産国 | Germany(ドイツ)
シリーズ | Cumulus(キューミュラス)
デザイナー | RUT BRYK(ルート・ブリュック)
年代 | 1970年代
サイズ: ∅ 200 x H 25(mm)
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コンディション | A
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コンディションについて
A+ | 新品。
A | 新品同等。経年・使用による跡はほぼ見られない非常に美しいヴィンテージ。
B | 経年・使用による跡が見受けられるがヴィンテージとしては良いコンディション。
C | 割れやカケなどは無いが経年・使用による跡が感じられるコンディション。
O | 割れやカケ、その他上記以外のコンディション。
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