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伸びやかな線と
淡い色が奏でる
地中海の調べ。
商品番号：GTB-197-2
南国にまつわる作品を多く残したスティグ・リンドベリ。1960年代に制作したこちらのRiviera（リヴィエラ）もリンドベリの南への憧憬を感じさせる作品です。
Riviera（リヴィエラ）はイタリア語で海岸。温暖な地中海の草花と果実がポップなタッチの線画で描かれています。1970年代に作られたAster（アスター）やErox（エロス）を思わせますが、リヴィエラは色づかいがユニーク。淡くくすんだ中間色で構成されていて、同じ南国でも原色を大胆にあしらったTahiti（タヒチ）とは対照的です。オリーブの実のようなグリーンが伸びやかな絵柄を優しく引き締めています。
コーヒーカップ＆ソーサーのみが制作されたシリーズで市場に出回ることの少ない希少なアイテムです。
▶Stig Lindberg（スティグ・リンドベリ）1916-1982
スウェーデン北部、ヴェステルボッテン県ウメオにて5人兄弟の末っ子として誕生。コンストファック工芸学校を卒業後1937年グスタフスベリに入社。アートディレクターのWilhelm Kåge (ヴィルヘルム・コーゲ)に見いだされ1940年より専属デザイナーに登用される。創造的でアーティスティックな40年代を経て50年代以降はより大衆向けの日用品の生産を手がけ数多くの製品を世に送り出す。1958年には日本の西武デパートの包装紙のデザインを手がけるなど創作活動の範囲は陶器制作に止まらずテキスタイルや絵本の制作など多岐に渡った。1977年グスタフスベリを去り1979年イタリアへ移住。1982年6月イタリアにて没。享年66歳。
▶Gustavsberg（グスタフスベリ）
1826年ストックホルム近郊に創業。創業当初はバスタブの制作を主としていたが、19世紀半ば以降アート志向の作品を手掛け1900年のパリ万博への出品など経て世界的にも認知される陶器メーカーに成長。数多くの絢爛たるデザイナーたちによる創作活動で隆盛を極めるが1987年に廃窯。1996年に小規模ながら一部の作品の復刻生産が再開される。
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メーカー | GUSTAVSBERG（グフスタフスベリ）
生産国 | Sweden（スウェーデン）
シリーズ | Riviera（リヴィエラ）
デザイナー | Stig Lindberg（スティグ・リンドベリ）
年代 | 1960年代
サイズ：カップ ∅80 x H55、ソーサー ∅125 x H20（mm）
カップ容量：約125ml
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コンディション | A+ ~ A・O
・カップ内部底にシミが見られます（写真参照）。
・ソーサーに非常に小さな黒い焼き染みがいくつか見られます（写真参照）。
・カップ・ソーサーともに使用感はありません。
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コンディションについて
A+ | 新品。
A | 新品同等。経年・使用による跡はほぼ見られない非常に美しいヴィンテージ。
B | 経年・使用による跡が見受けられるがヴィンテージとしては良いコンディション。
C | 割れやカケなどは無いが経年・使用による跡が感じられるコンディション。
O | 割れやカケ、その他上記以外のコンディション。
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